闘病ブログ

未来への手紙

入院と検査(緊急入院から15日目)

12/18(金)。

私は再び入院している。

今日は朝から病院を訪れた。

そして尿検査・採血・心電図・レントゲンを行った。

この病院は本当に多くの医師と患者がいるようだ。工場のラインの様に手際よく検査が行われる。


そして私の担当医との始めの診察。

どんな人だろうか?

また、「そういう」人だろうか?



その不安はすぐに消し飛んだ。
医師は丁寧に、しっかりと病状とその対応を説明した。

人間としても穏やかで、言葉にも気遣いが満ちあふれている。

この人なら。


以前は迷った検査の同意書を私は間髪入れずにサインした。


その後に私は内視鏡超音波とERCPの2つの検査を受けた。

私はこれまで胃カメラを飲んだ事がなく、麻酔をした深い意識の中でも何度も嗚咽を繰り返した。

2つ目の検査が終わると私は放心状態で、いつの間にか眠りについていた。

その深い意識の中で、今日受けた医師の言葉を思い出していた。


「検査をして見ないと分からないが、癌になってないか調べる必要がある。」


改めて面と向かって言われた「癌」という言葉は私の心を揺さぶり続けていた。