闘病ブログ

未来への手紙

再入院、そして

病院生活はなぜか眠たい。

ベッドの上で丸くなり、何も考えずまぶたを閉じる。

自分が病人だということを認めたくないからかもしれない。



「…申し訳ないのですが、また1ヶ月ほど入院させてください。」

「お前がいないと困るんだ、早く治して戻ってこい。」

「はい…。ありがとうございます!」


職場の先輩が別れ際に見せた優しさは、病気と戦う勇気をくれた。

そして自分に帰る場所があることが、こんなにも生きる力になるんだ。


2009年2月23日。
祝日でも記念日でもない。

皆にとって何でもない一日が、私にとっては特別な一日になる。


もしまた帰ってこれたら私はどんな人生を送るだろうか?


結婚するかな?
子どもはできるかな?
一体どこに住んでいるのかな?
会社で大きな仕事を任されることは?
両親に親孝行は?
友達と夜中飲み明かすことは?
今まで出会った懐かしい人と久しぶりに再会することも、きっとあるのだろうか?



どんな未来が待っているのだろう。


その答えがきっと少しは分かるはず。



いってきます。